上海を出る日が来た。
あの夜から仲良くなった日本人のおっちゃんと、朝ごはんを一緒に食べる。
水餃子3元、安くておいしい^^。
その後、同室だったメキシカンのギルと3人で上海駅に向かった。
チケットオフィスまで彼を送って、そこで別れる。
ギルは、メキシコの素敵スポットをたくさん教えてくれた。
蝶々が乱れ飛ぶ、美しい森とか。行ってみたい!
九龍行き汽車の待合所で時間をつぶしていたら、出発時間直前に、外国人は出国手続きのため、違うゲートから入らなければならないことが発覚!とりあえず、急いで移動する。
外国人用ゲートの入口で切符にはさみを入れ、検疫、X線、出国審査と続く。
無事出国審査を終えたところで、なにやらちゅーが慌てている。
ちゅー「切符がない!!」
え?
入り口で確かにはさみを入れてから、ここまでわずか20メートル。
手持ちの荷物を探しても、20メートルの間をくまなく探しても、チケットは見つからない。まるでマジックのように切符は忽然と消えてしまった。
こういうのを狐につままれた気分というのね。
まぁ、目を離したちゅーが悪いわな。その後、また同じ切符を買う羽目に…トホホ。
最後の最後で、上海にやられました。