ホテルを出て、ハノイ行きのバス停へ向かおうと大通りに出たとたん、ハノイ行きミニバスと出会った。グッタイミング!
乗客も少なく、ゆったりと快適なミニバスの旅が始まった♪
海風を受けながら、いい気分だ。
ミニバスは小さな町や道端で、客や荷物を拾いながらハノイに向かう。
途中で、他の町から出発した、ハノイ行きのミニバスが追い抜いていった。
互いにクラクションを鳴らしあい、 乗務員は、そのバスに向かって敬礼している。
同じバス会社なのかな~なんて思った瞬間、ミニバスが加速。
突然、チキチキ♪ミニバス猛レースが始まった。
ベトナムの道路は、ルールっつーもんがない。
ものすごい数のバイクが、右へ左へぶっとばす中、自転車もマイペースに走っている。
そんな中、歩行者が道路を渡る無法地帯。
一応、真ん中に車線はあるものの、誰もそんなもの気にしてないし。
そんなカオスな道路を、クラクションを鳴らしながらというか、鳴らしっぱなしでかっとばす!
追い抜きのたびに、正面衝突しそうになりながら、対向車をかろうじてよけつつ、自転車、バイクを蹴散らす。
カーブは、対向車線はみだし、コーナリングスピード推定80キロオーバー(求むODA、オービス設置)。
道のでこぼこを通るたび、お尻が20センチは浮く。
運転手、大丈夫か?
私はもう運を天に任せて楽しむことにしたが、ちゅーは仮死状態になっているw プッ
しばらくして、ライバルが後方に見えなくなると、通常運転に戻った。
…助かった。
と、思ったのもつかの間w
また後ろにミニバスが見えたかと思うとレース再開!
どうやらライバルバスより先を走って、道端で待っているお客を奪いたいらしい。
客取り合戦が続いたあげく、見事にミニバスは乗車率150%!
4人席に6人がけは当たり前、さらに立っている客も…。
皆へとへとである。
快適だったんは、最初の1時間だけやんけ!
結局4時間かかって、ミニバスは無事ハノイに到着。
心身ともにぼろぼろになっているちゅーに生ビールを与えると、なんとか息を吹き返したw
市バスでハノイ中心部に向かい、一泊6ドルのホテルに落ち着いた。
ほっと一息、というかベッドにクラッシュだ…。
今日は本当に疲れた…。