午前11:00、南寧の宿をチェックアウトし、近くのバス停で東興行きのチケットを買う。一人40元。
市バスでバスターミナルへ向かう。到着時とは違うバスターミナルだった。
12:20南寧発。
途中、防城という町で一度止まったが、誰も乗ってこない。
今日も天気はとても良い、気温も20度ほど、日差しはとても強い。
やっと南へやってきたという実感が湧いてきた。
車内では新聞をもらった。中国広東省で発生したSARSが世界をびびらせる中、ウイルスを媒介する鶏さんを、中国のお偉いさん方が楽しそうに食す。どっかで見たような光景。
ちょうど3時間で東興(ドンシン)に到着。
バスを降りたとたんにバイタク、リキシャに囲まれる。
国境までは相場2元と聞いていたが、細かいお金がなかったので歩くことにした。
国境の川までは南へ1キロ弱、十分歩ける距離だった。
川沿いのホテルに宿をとる。
部屋の窓からは、国境の橋が見える。
橋の両端に、ベトナムと中国の赤い国旗がはためいている。
歩いて国境を越えるのが楽しみ。
夕食は、川沿いのレストラン、これがこの旅始まって以来の最悪のレストラン。
高くて不味い…。どうやらはずれを引いたらしい。
国境の町に長居する客はいない。一見さん相手の商売というのが丸見え。
明日は、もっと足をのばしてみよう。